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平成二十二年十一月十日提出
質問第一四七号

中国との「戦略的互恵関係」に関する質問主意書

提出者  木村太郎




中国との「戦略的互恵関係」に関する質問主意書


 我が国固有の領土である尖閣諸島沖で発生した中国漁船による体当たり事件では、菅民主党政権の不適切な対応により、著しく国益が損なわれた。また、海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突してきたビデオ映像が、ネット上に流され、国民は菅民主党政権に対し、大きな憤りを感じており誠に遺憾なことである。
 菅総理は、我が国と中国との関係について「戦略的互恵関係」を深める努力が必要と、度々主張しているが、意味が不明瞭であり、国民に分かりやすく説明する必要があると考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 「戦略的互恵関係」と菅総理は主張しているが、その「戦略的」とは、具体的にどのような戦略のことなのか。
二 「戦略的互恵関係」と菅総理は主張しているが、「互恵関係」とは、具体的にどのような関係なのか。
三 国民の生命と財産を守ることが国家の最大の責務と考える。菅民主党政権は、国益よりも外交的配慮を重要視していると思うが、いかがか。
四 中国漁船体当たり事件や、ロシア大統領が、旧ソ連・ロシア最高指導者としては初めて我が国固有の領土である北方領土を訪問した件にしても、菅民主党政権は、毅然とした態度そして対応を示していない。菅民主党政権として、毅然とした態度そして対応とは、具体的にどのように捉えているのか。

 右質問する。



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