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平成二十二年十二月一日提出
質問第二三三号

幼保一体化に関する質問主意書

提出者  馳  浩




幼保一体化に関する質問主意書


 政府は先日、幼稚園、保育所を廃止して、こども園に統一しての幼保一体化方針を決定した。しかし、その内容があまりに雑駁であり、幼稚園や保育所の現場において大変な混乱を生じさせている。この問題に深く関わる自民党の議員連盟において、政府に説明を求めても一向にその内容が詳らかにならなかった。
 以上を踏まえて、次の事項について質問する。

一 そもそも幼保一体化とは、自民党が唱えてきた幼保一元化と、どこが異なるのか政府の見解如何。
二 幼稚園や保育所を所管する省庁の連携・統合、さらには予算の一元化についての政府の見解如何。
 一方、幼児を預かる幼稚園・保育所等の多様化、機能強化は別問題であり、むしろ多様化、機能強化はさらに推進していくべきではないのか政府の見解如何。
三 小学校に入学してきた児童において、自席に座れなかったり、先生の話をしっかり聞けなかったりする児童は、大半が保育所出身の子どもが多いと言われているが、政府はこの問題についてどう認識しているのか。
四 幼保一体化の話は、マスコミ報道によれば二転三転しており、事実上断念したとの報道もあるくらいである。そこで現段階において、幼保一体化は誰の指示で方針決定しているのか政府の認識如何。

 右質問する。



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