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平成二十三年七月十九日提出質問第三三二号
デフレの定義等に関する質問主意書
提出者 柿澤未途
デフレの定義等に関する質問主意書
与謝野経済財政政策担当大臣は本年七月一日の記者会見において、「今のデフレ論議の致命的な欠陥というのは、デフレというもの自体を定義していないということ」「一%そこらの物価の下落というのは、物価上昇に比べて、むしろ望ましい姿であるかもしれない」と語っている。
さらに七月五日の会見において、政府が重要政策として「デフレ脱却」を掲げている事と大臣発言の整合性について問われ、「私の記者会見をもう一度読んでいただければ、一%程度の物価下落は労働所得を得ている人、年金所得者にとってはむしろプラスになっているということを申し上げたはずなので、そこのところが重要なのです」と語っている。
そこで、以下、質問する。
二 現状をデフレと認識しているか。
三 デフレ脱却は政府の重要政策か。
四 与謝野大臣は「(物価上昇率の)一%ぐらいのマイナスなどというものは何でもないことで、むしろ働く人や年金生活者にとっては、プラス要素ですらあるというように考えております」と見解を述べている。労働所得者や年金生活者にとってプラスであっても、他の人にとってマイナス面はないのか。
五 上記の与謝野大臣の発言は、政府の経済財政政策における公式見解か。
六 上記のような認識を語る人が経済財政政策担当大臣を務めている事は、「デフレ脱却」という政府の政策目標を達成していく上で支障となるのではないか。「支障とならない」と言うのであれば、その理由を明らかにされたい。
七 デフレと失業について、デフレ下では失業は増えるのか否か。一般的な経済理論に照らしての政府の見解を明らかにされたい。
右質問する。