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平成二十四年三月七日提出質問第一二三号
普天間飛行場の補修に関する質問主意書
提出者 小野寺五典
普天間飛行場の補修に関する質問主意書
米軍普天間飛行場は、平成八年に移設が日米で合意されて以来、返還を見越して、大規模な補修がなされておらず、老朽化が進んでいる。
一方、政権交代後の政府の迷走により、沖縄県民の信頼は決定的に失われ、移設に関する地元理解は進んでいない。先般は、米軍再編ロードマップにおいて、従来パッケージであった普天間移設と海兵隊のグアム移転・嘉手納以南の米軍施設の返還とが切り離され、普天間の固定化が現実味を帯びてきている。
今般、米国側が同飛行場の大規模補修を実施する意向を示し、玄葉外務大臣も記者会見で補修の必要性について言及した。
このことを踏まえ、以下の通り質問する。
二 日本政府として、普天間飛行場の補修に関し、どのように受け止め、費用の負担も含めた対応についてどのように考えているか。
三 わが国が費用を負担する場合、今年度及び来年度の負担はどのくらいであると考えているのか。
右質問する。