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平成二十四年四月十八日提出
質問第一九三号

緑の雇用に関する質問主意書

提出者  木村太郎




緑の雇用に関する質問主意書


 自公政権時の平成十五年度から、緑の雇用事業が始まった。森林に手入れをし山を守り、森林・林業の再生に必要な人材の育成を進めるため重要な役割を果たしてきている事業と考える。しかしながら、自公政権時の予算規模と比較し、民主党政権になって最初の実質的な予算では、対前年比半分に縮小された。
 その後も民主党政権による事業仕分けにより、抜本的改善を求める方向性を打ち出したにも拘らず、平成二十三年度予算では、自公政権時から見ればまだ少ないものの増額された。この緑の雇用事業に関しても、戦略なき場当たり的な民主党政権の姿が読み取れる。
 従って、次の事項について質問する。

一 前文に触れたように自公政権時に比べ、民主党政権になってから最初の平成二十二年度予算では、実質半額に減額させ、また事業仕分けで抜本的改善の結論を出したにも拘らず、逆に平成二十三年度では予算を増やした緑の雇用事業について、戦略なき場当たり的な取り組みを行っていることになるのではないか。緑の雇用事業そのものの重要性を認識していないのではないか、野田内閣の見解如何。
二 緑の雇用事業の利用実績は、都道府県別でみた場合どのようになっているのか。また、都道府県別にみた場合、事業の実績における増減推移は、近年どのようになっているのかそれぞれ示されたい。
三 二に関連し、都道府県別でみた緑の雇用事業の実績において、差異が大きいのか。また大きいと認識するのであれば、その要因について、国はどのように分析し対応していくのか、野田内閣の見解如何。
四 今後、我が国の山を守り、森林・林業の再生に必要な人材育成のため、ひいては雇用対策の一環としても緑の雇用事業の重要性について、国はどのように考え取り組んでいくのか、野田内閣の見解如何。

 右質問する。



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