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平成二十六年十月九日提出質問第二〇号
河野談話に係る与党幹部の発言に対する自民党総裁でもある安倍晋三内閣総理大臣の見解に関する質問主意書
提出者 鈴木貴子
河野談話に係る与党幹部の発言に対する自民党総裁でもある安倍晋三内閣総理大臣の見解に関する質問主意書
本年十月六日、政府与党を構成する自民党の総裁特別補佐の任に就いている萩生田光一氏は、テレビ番組の中で、いわゆる従軍慰安婦問題に関連する一九九三年の河野談話について、「役割は終わった。政府は見直さないと公言しているので見直しはしないが、骨抜きになって行けばよい」との発言(以下、「萩生田発言」とする。)をしていると承知する。右を踏まえ、質問する。
二 萩生田氏は、自民党総裁でもある安倍総理を補佐する立場に就いている。「萩生田発言」は適切であるか否か、安倍総理の見解を示されたい。
三 安倍総理として、河野談話を見直すことはしないと明言していると承知するが、同談話を骨抜きにする考えを有しているのか。確認を求める。
右質問する。