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平成二十七年二月三日提出質問第二四号
二〇一五年度沖縄振興予算に関する質問主意書
提出者 鈴木貴子
二〇一五年度沖縄振興予算に関する質問主意書
沖縄県宜野湾市にある米海兵隊普天間飛行場を名護市辺野古に移設する政府案に反対し、普天間飛行場の県外移設を訴え、二〇一〇年の知事選挙で当選した沖縄県の仲井眞弘多前知事が、二〇一三年十二月二十七日、一転して辺野古の埋め立てを承認した。一方で、昨年一月十九日、沖縄県名護市長選挙が執行され、反対する現職が二期目再選を果たした。更に同二〇一四年十一月十六日、辺野古の埋め立ての反対を訴えていた翁長雄志氏が新たに沖縄県知事に選出された。
右を踏まえ、質問する。
二 過去に沖縄振興予算が減額となった年度はあるか。あるのなら、その年度並びに理由等、詳細を説明されたい。
三 二〇一五年度沖縄振興予算額は、それまでの傾向とは一転し、一六二億円の減額となる三三四〇億円となっていると承知するが、確認を求める。
四 二〇一五年度沖縄振興予算が、急きょ減額された理由は何か。
五 二〇一五年度沖縄振興予算が減額となった理由は、普天間飛行場移設に関する政府方針と異なる考えを持った翁長知事の誕生と関係があると受けとめるが、政府の見解を明確に示されたい。
右質問する。