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平成二十七年七月八日提出質問第三一二号
藤崎駐米大使とクリントン国務長官との会談に関する質問主意書
提出者 初鹿明博
藤崎駐米大使とクリントン国務長官との会談に関する質問主意書
二〇〇九年十二月二十一日に行われた藤崎一郎駐米大使(当時)とクリントン米国務長官(同)との会談に関して、藤崎大使は、会談後、報道陣に対して、「長官が大使を呼ぶということは滅多に無いことだ」と発言し、普天間飛行場の移設問題に関して米国が日米合意を推進するよう強い圧力をかけてきているような印象を与えました。
しかし、先月末に公開されたクリントン長官のメールの中に、国務省職員がクリントン長官に対して「藤崎大使と明日会談するキャンベルが、あなたに明日彼と少し会えないか聞いている」とクリントン氏の意向を確認するものが含まれていました。
会談翌日の二十二日、クローリー国務次官補(当時)は「藤崎大使の方から訪れた」と記者会見で発言し、藤崎大使と食い違った説明をしていましたが、メールが事実であるとすると、藤崎大使は明らかに虚偽の発言をしたことになります。
以下、質問します。
二〇〇九年十二月二十一日の会談は、クリントン長官側から呼びかけられたものであったのか、藤崎大使から依頼をしたものであったのか、どちらが正しいのか伺います。
右質問する。