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平成二十七年七月二十一日提出
質問第三三七号

ヘリウムガス吸引による事故に関する質問主意書

提出者  初鹿明博




ヘリウムガス吸引による事故に関する質問主意書


 本年一月二十八日、BS朝日のバラエティ番組の収録中にアイドルグループ所属の十二歳の少女が、声が変わるヘリウムガス入りのスプレー缶からヘリウムガスを吸引した直後に倒れて救急車で病院に搬送されるという事故が起こりました。
 この事故のように声が変わるヘリウムガス入りのスプレー缶を吸引するなど、玩具に使用されたヘリウムを吸い込んで意識を失う事故に関する相談が、日本中毒情報センターに三十二件寄せられており、三十一件は子どもだったと報告されています。
 また、二〇〇七年には濃度がほぼ百%の風船用のヘリウムを吸って、高校生が窒息死する事故も起こっています。
 パーティーグッズとして市販されているヘリウム缶は安全性を考えて酸素が約二十%含まれていますが、「自己免疫や機能の弱い未成年が思いっきり吸ってしまった場合、脳空気塞栓症になる可能性はある」と指摘している医師もおり、今後、死亡事故が発生しないとも限りません。
 販売店で商品の取り扱いについて説明することを義務付けたり、一定の年齢以下の子どもの使用を禁止したり、使用方法を誤ると酸素欠乏症等になる危険性があるなどの注意喚起をする必要があると感じますが、政府の見解を伺います。

 右質問する。



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