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平成二十九年三月三十一日提出
質問第一九〇号

東京五輪・パラリンピックで提供される食事に使う食材の調達に関する質問主意書

提出者  大西健介




東京五輪・パラリンピックで提供される食事に使う食材の調達に関する質問主意書


 二〇二〇年東京五輪・パラリンピック組織委員会は三月二十四日の理事会で、選手村や競技会場などで提供する食事に使う食材の調達基準を決めた。
 具体的には、食品に関する民間の国際認証「グローバルGAP」や日本独自の認証「JGAP」を取得した農畜産物が納入を認められる。また、水産物については、国連食糧農業機関(FAO)の指針に準拠した認証の取得などが求められるが、これらに関し、

一 五輪では約一ヶ月の大会期間中に約千五百万食を提供する見込みだが、農林水産省によると、現状の認証取得は「グローバルGAP」と「JGAP」を合わせても計約四六〇〇農場で、国内全体の一%にも満たない。ロンドン五輪はGAPの英国版に相当する「レッドトラクター認証」を大会の二年前に八割が取得しており、日本は出遅れている。このままでは、東京五輪・パラリンピックで提供される食事に使う食材の調達が困難になると考えるが政府の見解をお示しいただきたい。
二 政府は補正予算に認証取得を全額補助する事業を計上するなどして制度の普及を図っているが、毎年の更新料が数十万円になるなど経費面の負担が大きいことに加え、生産履歴など多くの書類作成や保存が必要で事務手続きが煩雑なこともあり、認証取得補助の申請者は低調となっている。政府は制度の普及目標及びその達成に至る工程をどのように考えているのか。

 右質問する。



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