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平成二十九年四月十七日提出
質問第二三六号

「一日当たり何頭(羽)分の牛・豚・鶏肉を食べ残し廃棄しているのか」に関する質問主意書

提出者  長妻 昭




「一日当たり何頭(羽)分の牛・豚・鶏肉を食べ残し廃棄しているのか」に関する質問主意書


 食べられるにも関わらず食べ残し廃棄される、いわゆる食品ロス問題についてお尋ねする。
 食品ロス問題は現代文明が生んだ負の部分であり国民理解に基づく対策が必要である。
 例えば、私たちは、一日当たり、換算すれば何頭(羽)分の牛・豚・鶏肉を食べ残し廃棄しているのか。それを知ることが食品ロス問題への理解を深めることにもつながると考える。
 以下の質問に示すような一定の仮定の下、お答え願いたい。
 まず、牛・豚・鶏肉、それぞれの国内消費仕向量(純食料)の最新トン数(平成二十六年度分の確定値)をお示し願いたい。
 牛・豚・鶏肉を含む肉類の食品ロス率を世帯、レストラン、結婚式、宴会別に最新数字をお示し願いたい。
 世帯での肉類の食品ロス率を使って牛・豚・鶏肉、それぞれの国内消費仕向量全体に占める年間食品ロス量をお示し願いたい。一頭(羽)当たりから採取できる食肉量(内臓含む)を全国食肉公正取引協議会のデータから牛・豚・鶏別にお示し願いたい。
 牛・豚・鶏肉の年間食品ロス量はそれぞれ換算すると何頭(羽)分に当たるのか、一頭(羽)当たりから採取できる肉量に基づいてお示し願いたい。
 最後に、この年間食品ロス量の頭(羽)数換算を一日当たりにしてお示し願いたい。
 また、政府は食品ロス問題に対してどのような対策を講じているのか、その実効性、効果も含めてお示し願いたい。また統計を取り始めた三年前から食品ロス量が減少している理由もお尋ねする。
 食品ロス問題は国民の理解なしには対策が進まない。無用な殺生を防ぐためにも実態を明らかにする必要があると考える。以上、内閣の見解を問う。

 右質問する。



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