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平成三十年十二月三日提出質問第九九号
国際博覧会の日本招致と開発途上国支援に関する質問主意書
提出者 落合貴之
国際博覧会の日本招致と開発途上国支援に関する質問主意書
平成三十年十一月二十三日にパリにおいて開催された博覧会国際事務局総会において、二〇二五年国際博覧会の開催国に日本が選出された。
決定投票前のプレゼンテーションにおいて、世耕経済産業大臣は、「わたくしどもからのお約束を、もう一度、ここに裏書いたしましょう。みなさまがたの参加をアシストすべく、総額にして、二億一八〇〇万ドル、あるいは一億八七〇〇万ユーロ相当の支援が、みなさまがたに提供されます。」(原本は英語。経済産業省ホームページ掲載の日本語文より該当部分引用。)と発言している。
そこで、以下質問する。
二 この発言中、「裏書」とは、開発途上国に対する総額二三九億五二一一万円の支援を確約したものと解してよろしいか。
三 二〇二五年国際博覧会の招致において、途上国支援プログラムを提出し、決定投票前のプレゼンテーションにおいても開発途上国への支援を表明した目的・理由は何か、教示されたい。
四 途上国支援プログラムの原資は何か、教示されたい。
五 国際博覧会の招致において、開発途上国に対して、立候補国が財政支援を表明し、又は開催国政府が財政支援を行った例は他にあるのか、ある場合は財政支援の規模及び国際博覧会に関する条約の関係規定等の財政支援を表明し、又はこれを行う法的根拠と併せて示されたい。
右質問する。