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令和元年五月二十二日提出
質問第一八〇号

政府が最重要課題として掲げる北朝鮮による拉致問題に関する質問主意書

提出者  源馬謙太郎




政府が最重要課題として掲げる北朝鮮による拉致問題に関する質問主意書


 安倍総理が二〇一九年五月六日の日米首脳電話会談後に「私自身が金正恩委員長と条件を付けずに向き合わなければならない考えだ」と発言したことが大きく報道された。これまで政府は「日朝首脳会談は拉致問題の進展が前提」との発言を繰り返し、例えば二〇一八年六月十四日の拉致被害者家族会との面会では、飯塚繁雄代表に対し「日朝首脳会談は拉致問題が前進していくものにならなければ意味がない」と発言したと承知している。
 このことにつき、以下質問する。

一 二〇一八年六月時点から現在までに、拉致問題を取り巻く環境に何か変化があったのか。
二 「条件を付けずに向き合う」との発言は、これまでの「核、ミサイル、拉致問題を包括的に解決する」という方針を変更するものではない、と再三政府は答弁している。これは、「核、ミサイル、拉致問題を包括的に解決する」方針は変わらないが、これまで付していた前提を付けずに、交渉の手段及び方法を変え、拉致問題解決を目指すことにした、という理解でよいか。
三 拉致被害者家族会及び救う会は、二〇一九年二月十七日に合同会議を開き、北朝鮮の金正恩委員長に対して直接「全拉致被害者の即時一括帰国を決断していただきたい」旨のメッセージ発信を決議し、またこれまでも一貫して全拉致被害者の即時一括帰国を訴えてきた。政府の方針も「全拉致被害者の即時一括帰国」という理解でよいか。
四 政府が目指す「全ての拉致被害者の帰国」は、何人、どの範囲の被害者を対象としているのか。

 右質問する。



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