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令和元年六月十四日提出
質問第二三〇号

フッ素入ハミガキ粉をうがいせず口腔内に留め最終的に飲み込むことに関する質問主意書

提出者  大河原雅子




フッ素入ハミガキ粉をうがいせず口腔内に留め最終的に飲み込むことに関する質問主意書


 フッ素入り歯磨き剤による「新ハミガキ法」として、うがいをせず口腔内にとどめ、最終的には飲み込むことになる方法について質問する。

一 フッ素入り歯磨き剤は歯面をフッ素がコーティングするとされているが、国はフッ素が歯面をコーティングしていることを確認する実験をしているか。
二 国はフッ素が歯面をコーティングしているという科学的根拠データを持っているか。
三 フッ素による歯面のコーティングで虫歯が予防できるという科学的根拠はあるのか。あるなら根拠データの出典を示されたい。
四 歯磨き剤を使った後で口腔内をゆすがないという新しい歯磨き方法を宣伝し販売することは法的に許されているか。
五 歯磨き剤を飲み込んだとき安全とする科学的な根拠データ、特に疫学データはあるか。あるなら出典を示されたい。
六 「ラウリル硫酸ナトリウム」は発泡剤以外で許可されているか。
七 国立保健医療科学院の統括研究官である安藤雄一氏は「歯科の二大疾患であるう蝕と歯周病は共に不可逆的に進行し、その最終転帰が歯の喪失であるという特徴があります。」と日本疫学会のニュースレターで述べている。虫歯は不可逆的な疾患というのは間違いないか。
八 エナメル質のハイドロキシアパタイトの水酸基がフッ素イオンと置換してフルオロアパタイトになるということを科学的に確認した実験データはあるか。あるならその出典を記されたい。
九 初期虫歯の定義を記されたい。
十 エナメル質の初期齲蝕(白斑)は唾液中に存在する「過飽和」のリン酸イオンとカルシウムイオンが沈着することによって再石灰化を受け元通りに「回復」するというが、フッ素はそのときどの様に作用するかメカニズムを示されたい。
十一 再石灰化と歯石の生成するメカニズムの違いを記されたい。再石灰化するときのエナメル質の結晶はエナメル質の結晶が成長しているのか。それともリン酸カルシウムの結晶がエナメル質に付着しているのか確認したデータがあるなら出典を示されたい。
十二 初期虫歯を過ぎた虫歯は再石灰化で治癒できないのか。できない理由は何か。
十三 フッ化水素のミュータンス菌への殺菌力についてデータを持っているか。あるなら〇・〇〇一PPM、〇・〇一PPM、〇・一PPM、〇・八PPM、一PPMの殺菌力を記されたい。この濃度がないなら調べられている濃度の殺菌力を記されたい。

 右質問する。



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