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令和元年十月四日提出
質問第一一号

小泉進次郎環境大臣の「国連気候行動サミット」における気候変動及び石炭火力発電に対しての発言に関する質問主意書

提出者  中谷一馬




小泉進次郎環境大臣の「国連気候行動サミット」における気候変動及び石炭火力発電に対しての発言に関する質問主意書


 小泉環境大臣は二〇一九年九月二十二日(日本時間二十三日)、アメリカ合衆国にある国連本部内で開催された国連気候行動サミットに出席し、記者会見の中で、気候変動に対する取り組みについて質問され、「In politics there are so many issues, sometimes boring. On tackling such a big-scale issue like climate change, it's got to be fun, it's got to be cool. It's got to be sexy too.」(日本語訳:「政治にはさまざまな問題があって時に退屈だが、気候変動のような大きな問題への取り組みは、楽しく、かっこよく、そしてセクシーでもあるべきだ」)と発言したと報じられている。
 また、それを受けて、翌二十三日に記者から「セクシーであるべき」との発言の趣旨について問われた小泉環境大臣は、「それをどういう意味かと説明すること自体がセクシーじゃないよね」「野暮な説明は要らないですね」などと答えたと報じられている。
 こうした一連の小泉環境大臣の発言を受けて、その内容が意味不明であるという国民の意見が数多く報道されていることから、小泉環境大臣の発言の趣旨について確認したく、以下質問する。

一 野暮な質問かもしれないが、気候変動に対する取り組みにおいて、「セクシーであるべきだ」という発言はどういう意味であるのか、明瞭かつ具体的なご説明を頂きたい。
二 二〇一九年九月二十二日(日本時間二十三日)の記者会見では、「石炭は地球温暖化の大きな原因だが、脱石炭火力発電に向けて今後どうしますか」と質問されると、小泉環境大臣は「減らす」と答えたものの、「どうやって」と質問されると、小泉環境大臣は「私は大臣に先週なったばかりです。同僚、環境省スタッフと話し合っています」と答えたとも報じられている。海外メディアからは小泉環境大臣の記者会見での一連の発言について、「何ら詳細に触れることなく語った」と指摘されている。
 そこで伺うが、この小泉環境大臣の発言はこの時点における政府の「脱石炭火力発電」の具体策に関する公式見解であるのか確認したい。また違うとすれば、この見解を訂正した上で、「脱石炭火力発電」について政府はどのように考えているのか、具体的な対応も含め、その詳細について見解を示されたい。

 右質問する。

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