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答弁本文情報

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令和元年十月十五日受領
答弁第一一号

  内閣衆質二〇〇第一一号
  令和元年十月十五日
内閣総理大臣 安倍晋三

       衆議院議長 大島理森 殿

衆議院議員中谷一馬君提出小泉進次郎環境大臣の「国連気候行動サミット」における気候変動及び石炭火力発電に対しての発言に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員中谷一馬君提出小泉進次郎環境大臣の「国連気候行動サミット」における気候変動及び石炭火力発電に対しての発言に関する質問に対する答弁書


一について

 御指摘の小泉環境大臣の発言における「sexy」という語については、文脈によってその意味することが異なり得るため、ニュアンスも含め、正確な訳出は困難であるが、例えば、ロングマン英和辞典(初版)によれば、「(考え方が)魅力的な」といった意味があるものとされていると承知している。

二について

 お尋ねの「脱石炭火力発電」の意味するところが必ずしも明らかではないが、石炭火力発電については、地球温暖化対策の観点から、「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」(令和元年六月十一日閣議決定)に基づき、「脱炭素社会の実現に向けて、パリ協定の長期目標と整合的に、火力発電からのCO2排出削減に取り組む。そのため、非効率な石炭火力発電のフェードアウト等を進めることにより、火力発電への依存度を可能な限り引き下げること等に取り組んでいく。」こととしており、また、「エネルギー基本計画」(平成三十年七月三日閣議決定)に基づき、温室効果ガスの排出を抑制する利用可能な最新鋭の技術の活用を促すことや次世代高効率石炭火力発電技術等の開発・実用化を推進することとしている。さらに、「地球温暖化対策計画」(平成二十八年五月十三日閣議決定)に基づき、電力業界の石炭火力発電に係る取組を含む低炭素化の取組について、「二〇三〇年度の削減目標やエネルギーミックスと整合する二〇三〇年度に排出係数〇・三七kg―CO2/kWhという目標を確実に達成していくために、これらの取組が継続的に実効を上げているか、毎年度、その進捗状況を評価する」こととしている。

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