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令和二年二月十日提出
質問第五二号

医療分野の研究開発関連の調整費を新型コロナウイルス対策に使うべきことに関する質問主意書

提出者  早稲田夕季




医療分野の研究開発関連の調整費を新型コロナウイルス対策に使うべきことに関する質問主意書


一 医療分野の研究開発関連の調整費のうち、トップダウン型経費については、予算策定後の感染症等のパンデミックなどが該当すると承知しているが、新型コロナウイルス対策もこの趣旨に合致していると考えるがいかがか。
二 今年度の調整費は、二回の配分を合わせると合計百六十九億四千万円であり、残りの五億六千万円は新型コロナウイルス対策に充てるべきであるところ、なんと補正予算編成の財源として、年度途中で国庫に返納してしまったとのことだが、事実か。事実であれば、調整費の趣旨に照らし、不適切な対応だったのではないか。補正予算編成後から年度末まで、感染症等のパンデミックが起きて、調整費が必要となることをなぜ想定できなかったのか。
三 新型コロナウイルス対策については、できることはあらゆる手段を講じるのが政府方針であるところ、そもそもこのような事態のために予算措置していた調整費を、感染症の流行する冬を前に国庫に返納してしまったのは、あきらかな失策だったのではないか。
四 ゲノム解析は数か月先の四月一日からの二〇二〇年度当初予算で手当することとし、二回目の調整費の配分を執行停止して、目下の緊急課題である新型コロナウイルス対策に予算を振り向けるべきではないか。ゲノム解析を数か月前倒しにしてでも実施して急ぐ理由があるのであれば、その理由を明確にされたい。

 右質問する。

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