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令和四年四月二十日提出質問第四九号
国債に関する金利とリスクの関係に関する質問主意書
提出者 櫻井 周
国債に関する金利とリスクの関係に関する質問主意書
金融市場の原理として、リスクと金利は正比例の関係にある。リスクの高い債券にはそのリスクに見合う金利を上乗せさせるからである。実際、世界の主要先進国の国債の金利と債務残高GDP比率は概ね正比例の関係にある。
一 日本は例外で、主要先進国の中で政府債務残高対GDP比が最も高い、すなわち最悪であるにもかかわらず、国債金利は最も低いのはなぜと考えるか。
二 イールドカーブ・コントロール(長短金利操作)によって日本の国債市場は、価格形成機能が損なわれたのではないか。政府の見解を求める。
三 令和四年四月五日に新規発行の十年物国債の入札において、表面利率を年〇・一%から〇・二%に引き上げたのはなぜか。
右質問する。