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令和五年六月九日提出
質問第八九号

基礎的財政収支の黒字化目標に関する質問主意書

提出者  櫻井 周




基礎的財政収支の黒字化目標に関する質問主意書


 財務大臣は、本年一月二十三日の衆議院本会議での財政に関する演説において、「経済財政運営と改革の基本方針二〇二二等における二〇二五年度のプライマリーバランスの黒字化目標等の達成に向けて、歳出歳入両面の改革を着実に推進してまいります。」と発言した。また、財務大臣は、二月八日の衆議院財務金融委員会における大臣所信において同じ発言をした。さらに、財務大臣は、衆議院財務金融委員会での審議において、二〇二五年度のプライマリーバランスの黒字化目標等の達成を繰り返し言及してきた。そこで、以下、質問する。

一 六月七日に開催された令和五年第八回経済財政諮問会議において提示された「経済財政運営と改革の基本方針二〇二三(仮称)原案」においては、プライマリーバランスの黒字化目標の年限として二〇二五年度は示されなかったが、財務大臣は二〇二五年度のプライマリーバランスの黒字化目標等の達成を諦めたのか。
二 六月一日に開催されたこども未来戦略会議(第五回)において提示された「こども未来戦略方針案」においては、「二〇三〇年代に入るまでの少子化対策のラストチャンスを逃さないよう、徹底した歳出改革等や構造的賃上げ・投資促進の取組を複数年にわたって先行させつつ、『加速化プラン』の大宗を三年間(二〇二六年度まで)で実施し、『加速化プラン』の実施が完了する二〇二八年度までに安定財源を確保する。」「その間に財源不足が生じないよう、必要に応じ、つなぎとして、こども特例公債(こども金庫が発行する特会債)を発行する。」と記載されているが、こども特例公債は各年度においていくら発行する見通しなのか。
三 こども特例公債の発行額の分はプライマリーバランスが悪化するところ、二〇二五年度の黒字化目標は達成困難と考えるが政府の見解如何に。

 右質問する。

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