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令和五年六月十二日提出質問第九三号
農業教育振興支援に関する質問主意書
提出者 青山大人
農業教育振興支援に関する質問主意書
農業高等学校における農業教育施設や整備は老朽化が顕著であり、近代的な施設園芸やスマート農業等現在の農業技術に対応した農業の学習が困難である。また、原油高、肥料高騰等における実習費の不足も大きな課題となっている。
農業は日本人の食料を支える大変重要な産業であることは誰の目にも明らかである。一方で、農業離れや少子化で、農業高等学校の存続や農業従事者の育成が懸念される。
将来の農業従事者を育てる農業高等学校に対し、今こそ政府はもっと支援し、魅力のアピール等の周知にさらに力をいれるべきと考える。
そこで、以下質問する。
一 農業教育の質的向上に必要な条件整備を政府は推進していくべきと考える。具体的には、スマート農業の進展等状況が大きく変化する現代の農業について将来の農業担い手となる生徒が必要な知識及び技術取得を行えるように、農業教員の質的向上及び研修環境整備、老朽化した農業教育施設整備等へ予算措置が必要である。これにつき、政府の見解、取組状況、今後の見通しを伺う。
二 長期的視点に立ち食料安全保障の観点から、一般的に、農業及び農業教育への理解と啓発、さらには、農業に従事することの魅力を若い世代にアピールするためのさらなる政府支援が必要と考える。これにつき、政府の見解、取組状況、今後の見通しを伺う。
右質問する。