衆議院

メインへスキップ



質問本文情報

経過へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(HTML)へ | 答弁本文(PDF)へ
令和五年六月十四日提出
質問第一〇一号

治安が全国最悪の大阪府でカジノを開帳することに関する質問主意書

提出者  櫻井 周




治安が全国最悪の大阪府でカジノを開帳することに関する質問主意書


 人口あたりの犯罪認知件数は大阪府が他の都道府県と比較して群を抜いて多い。具体的には、「令和四年版警察白書」によれば、千人あたりの犯罪認知件数は全国平均が約四・五件であり、下位グループ(四十一位〜四十六位)である愛知県、福岡県、千葉県、東京都、埼玉県、兵庫県において約五・〇件〜五・四件であるのに対して、最下位の大阪府は約七・一件と群を抜いて多い。人口あたりの犯罪認知件数は大都市圏において多い傾向にあるものの、大阪府の治安の悪さは突出している。
 また、検挙件数を犯罪認知件数で割った検挙率についても、大阪府は他の都道府県と比較して群を抜いて低い。具体的には、「令和四年版警察白書」に基づいて算出すると、検挙率は全国平均で約四十七%であり、下位グループ(四十一位〜四十六位)である栃木県、東京都、茨城県、埼玉県、愛知県、千葉県において約四十三%〜三十八%であるのに対して、最下位の大阪府は二十九・六%と群を抜いて低い。犯罪の検挙率は大都市圏において低い傾向にあるものの、大阪府の検挙率の悪さは突出している。
 そこで、以下、質問する。

一 大阪府において人口あたりの犯罪認知件数がこれほどまでに多いのはなぜか、政府の見解は如何に。
二 大阪府において検挙率がこれほどまでに低いのはなぜか、政府の見解は如何に。
三 大阪府の治安改善に向けて、政府はどのような取り組みを進めているのか。
四 ギャンブルは治安悪化と犯罪増加の要因となりうる。犯罪が多く検挙率が低い大阪府にカジノを設置すれば、大阪府の治安が更に悪化することが懸念されるところ、政府の見解は如何に。

 右質問する。

経過へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(HTML)へ | 答弁本文(PDF)へ
衆議院
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
電話(代表)03-3581-5111
案内図

Copyright © Shugiin All Rights Reserved.