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令和六年十月一日提出
質問第六号

健康保険証の廃止時期に関する質問主意書

提出者  中谷一馬




健康保険証の廃止時期に関する質問主意書


 健康保険証の廃止時期に関し、次の事項について質問する。

一 政府が二〇二四年十二月と定めている健康保険証の廃止時期に関し、同年九月の自由民主党総裁選挙において、林芳正内閣官房長官は、同月七日に「不安の声にしっかり応えて、納得してマイナ保険証に移行してもらう。そのために必要な見直しを行いたい」と述べた。また、石破茂内閣総理大臣も同月八日に「納得していない人、困っている人がいっぱいいる状況があったとすれば、(従来の保険証との)併用も考えるのは選択肢として当然だ」と述べた上で、健康保険証を廃止してマイナンバーカードに一本化する時期を見直す可能性が「あるだろう」と述べるなど、先送りも検討するべきだとの考えを示したと報じられているが、健康保険証の廃止時期の見直しを行うのか否か、政府の見解をお示し願いたい。
二 健康保険証の廃止時期の見直しを行う際にはどういった時期にどういった制度を進めることを考えているのか。政府の見解をお示し願いたい。
三 同年十二月二日から現行の健康保険証は廃止され、新規発行されなくなるという状況下においての対策は喫緊の課題である。健康保険証の廃止の有無などに関する議論は国民生活に直結する極めて重要な議論であることから、党利党略で衆議院の解散を優先するのではなく、国民の生活を第一に考え、今国会でしっかりと議論を行い、結論を出すべきであると考えるが、如何か。政府の見解をお示し願いたい。

 右質問する。

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