質問本文情報
令和六年十月二日提出質問第一九号
大阪万博会場における落雷リスクに関する質問主意書
提出者 櫻井 周
大阪万博会場における落雷リスクに関する質問主意書
大阪市では梅雨の後半から真夏の時期には雷雨が発生する可能性がある。したがって、落雷への対策が必須であるところ、以下、政府が把握しているところについて質問する。
一 高さ二十メートル以上ある大屋根リングへの落雷のリスクはどのように回避するのか。
二 避雷針は電線を通じて地面に接続することで雷の電気を地中に放電するが、大屋根リングへの落雷の電気はどのようにして地中に放電するのか。
三 夢洲の地下にはメタンガスや硫化水素などの可燃ガスが発生し滞留している可能性があるところ、雷の電気が地中に放電されたときに前記可燃ガスに引火するリスクはあるのか。もし可燃ガスへの引火のリスクがあるならば、どのような対策を講じるのか。
四 大屋根リングにあがった来場者は落雷警報が発令されれば速やかに避難する必要があると考えるが、どこに誰がどのように誘導するのか。大屋根リングの上から避難するにはどの程度の時間を要するか。
五 雷雨時に大屋根リングの下で来場者が雨宿りしても安全か。
右質問する。