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令和六年十月四日提出
質問第三七号

防衛費増額及び防衛増税に対する石破新内閣の姿勢に関する質問主意書

提出者  原口一博




防衛費増額及び防衛増税に対する石破新内閣の姿勢に関する質問主意書


 岸田前内閣は、令和四年十二月に策定した防衛力整備計画において、令和五年度から令和九年度までの五年間に必要な防衛力整備の水準に係る金額を四十三兆円程度とした。同計画の下、防衛費は膨張の一途をたどっており、令和五年度当初予算では六・六兆円、令和六年度当初予算では七・七兆円、令和七年度概算要求では八・五兆円に上り、過去最大を更新し続けている。
 これを踏まえ、次のとおり質問する。

一 岸田前政権下での防衛費の著しい膨張について、石破新内閣としては、どのように評価しているか。また、石破新内閣も、岸田前内閣の方針を引き継ぎ、防衛費を増額し続ける考えなのか、見解を伺いたい。
二 増額した防衛費の使途について、FMS調達等による高額な装備品の購入が目立っており、自衛隊員の処遇改善や福利厚生にはあまり予算が充てられていないのではないかという懸念がある。装備品の購入のための経費と自衛隊員の処遇改善や福利厚生に関する経費について、過去五年間の予算額及び対前年度伸び率の比較を示した上で、こうした懸念に対する政府の見解を伺いたい。
三 岸田前内閣は、防衛費増額に伴う財源確保策の一つとして増税を行うこととした。令和五年度決算において、予算計上したが結果として使わなかった防衛費の不用額が千三百億円程度に上ることも報じられている。石破新内閣においても、防衛費増額を賄うための増税が必要という認識に変更はないか伺いたい。

 右質問する。

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