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令和七年六月六日提出質問第二二八号
政府備蓄米の放出に関する質問主意書
提出者 河村たかし
政府備蓄米の放出に関する質問主意書
米価格の高騰で政府備蓄米の放出が続いている。既に備蓄米の放出量は六十一万トンを超える。農林水産省公表の資料によると備蓄米の保有は百万トンが目安とされ、適正水準からみると、放出後の備蓄量は三十%ほどの三十万トンほどになる見込みだ。今後も米の相場いかんによってはさらに備蓄米の放出量は増えるとみられる。
これらを踏まえて、以下質問する。
一 今後、備蓄米を適正水準に戻すために、政府はどのような方法を考えているのか見解を問う。
二 備蓄米の適正水準は百万トンとされている。今後、備蓄米を百万トン以上に増やす考えはあるのか、政府の見解を問う。
三 六月四日、駐日ベトナム社会主義共和国大使館にて、私がファム・クアン・ヒエウ大使と面談した際に、日本の米不足を慮って「日本が米でお困りなら、ベトナムは必ずご協力します」との回答を得ている。ベトナムだけではなく、米は世界中で生産されており、生産量順でいえば、中国、インド、バングラデシュ、インドネシア、タイ、アメリカなどが挙げられる。早期の米不足解消、米高騰の是正、備蓄米確保の観点から、海外からの米の輸入量を増やす考えはあるか、政府の見解を問う。
右質問する。