衆議院

メインへスキップ



質問本文情報

経過へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(HTML)へ | 答弁本文(PDF)へ
令和七年十一月十三日提出
質問第七三号

「責任ある積極財政」に関する質問主意書

提出者  松尾明弘




「責任ある積極財政」に関する質問主意書


 高市早苗総理は、「責任ある積極財政」について、就任後から繰り返し言及しているが、その内容については明確でない部分が多い。そこで、以下質問する。

一 責任ある積極財政の推進により、どの程度の経済成長を見込んでいるのか。名目GDP、実質GDPそれぞれについて具体的な数値目標や見通しを伺いたい。
二 一方で、現金給与総額は四十五か月連続で増加しているにもかかわらず、実質賃金は九か月連続で減少している。物価上昇率が賃上げ率を上回る状況が定着しつつあるが、財政出動によって所得格差が一層拡大する懸念がある。この構造的な問題に対する政府の認識と、是正するための政策及び達成見通しについて伺いたい。
三 赤字国債の発行増に伴い、今後利払い費が増大することが見込まれる。さらに、インフレが進行すれば、物価上昇を抑制するために日本銀行が政策金利を引き上げることが想定される。その場合、国債の利払い費は市中金利の上昇に伴い一層増加し、財政を圧迫しかねない。政府として、金利上昇局面を見据えた財政運営のリスク管理をどのように行っていくのか伺いたい。
 
 右質問する。

経過へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(HTML)へ | 答弁本文(PDF)へ
衆議院
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
電話(代表)03-3581-5111
案内図

Copyright © Shugiin All Rights Reserved.