答弁本文情報
平成十八年三月七日受領答弁第一〇四号
内閣衆質一六四第一〇四号
平成十八年三月七日
内閣総理大臣 小泉純一郎
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員馬淵澄夫君提出耐震偽装問題に関連した産業再生機構の業務に関する再質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員馬淵澄夫君提出耐震偽装問題に関連した産業再生機構の業務に関する再質問に対する答弁書
一の1について
株式会社産業再生機構(以下「機構」という。)によると、兵庫県神戸市西区に所在する西神オリエンタルホテル(以下「ホテル」という。)に関し、伊藤公介衆議院議員から機構に対して電話があったとのことである。
機構によると、伊藤公介衆議院議員からの電話は二回あり、一回目は平成十七年六月ころに入札窓口等について、二回目は同年八月ころに入札結果がいつ出るかという点について、問い合わせがあったとのことである。
機構によると、ホテルに関し、株式会社ヒューザーの小嶋進代表取締役と機構の職員との面談が行われたとのことである。
機構によると、平成十七年六月十六日午前十一時ころ、株式会社ヒューザーの小嶋進代表取締役及び同社取締役ほか二名が東京都千代田区丸の内三丁目所在の機構を往訪し、機構の企画調整室長に対し、同社の事業内容の説明及びホテルに対する関心の表明が行われたとのことである。
先の答弁書(平成十八年二月二十四日内閣衆質一六四第七五号)三についてで述べたとおり、今回の構造計算書の偽装問題に関する行政上の対応について、与党の国会議員から不当な介入を受けたことはない。