答弁本文情報
平成十八年六月十三日受領答弁第三〇四号
内閣衆質一六四第三〇四号
平成十八年六月十三日
内閣総理大臣 小泉純一郎
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員長妻昭君提出村山談話に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員長妻昭君提出村山談話に関する質問に対する答弁書
一について
政府としては、平成七年八月十五日の内閣総理大臣談話において示された認識に何ら変わりはない。
お尋ねの「国策を誤り」については、個々の行為に対する評価等をめぐり様々な議論があるところ、政府として、その原因を含め、具体的に断定することは適当でないと考える。
いずれにせよ、政府としては、今後も、悲惨な戦争の教訓を風化させず、二度と戦火を交えることなく世界の平和と繁栄に貢献していく決意であることに変わりはなく、また、我が国の戦後の歴史は、こうした戦争への反省を行動で示してきていると考える。