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答弁本文情報

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平成十九年六月二十九日受領
答弁第四〇四号

  内閣衆質一六六第四〇四号
  平成十九年六月二十九日
内閣総理大臣 安倍晋三

       衆議院議長 河野洋平 殿

衆議院議員鈴木宗男君提出エリツィン前ロシア大統領の葬儀についての外務大臣の認識に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員鈴木宗男君提出エリツィン前ロシア大統領の葬儀についての外務大臣の認識に関する質問に対する答弁書



一について

 御指摘の記事については、外務省として承知している。

二について

 麻生太郎外務大臣は御指摘の外交フォーラムにおいて、おおむね御指摘の趣旨の発言をしている。

三について

 麻生太郎外務大臣は、従来からの政府の認識を踏まえ発言したものである。

四について

 エリツィン・ロシア連邦初代大統領の葬儀に関しては、ロシア側から外交ルートを通じて、平成十九年四月二十五日に葬儀を行う旨の連絡が、同月二十四日午前にあったが、この時点で、準備を行った上で東京都内から空港に移動して葬儀に間に合う航空便に搭乗することはできなかった。また、このロシア側からの外交ルートでの連絡の際は、併せて、葬儀に外国代表団を公式に招待することは予定されていない旨説明があった。御指摘の麻生太郎外務大臣の発言の趣旨は、この事実を踏まえたものである。

五について

 御指摘の麻生太郎外務大臣の発言は、エリツィン・ロシア連邦初代大統領の葬儀の日程に関するロシア側からの連絡等から判断して、葬儀の日程等の調整が容易でなかったのではないか、との趣旨を述べたものである。

六及び八について

 外務省として、外交上の個別のやり取りの詳細について明らかにすることは、相手国との関係もあり、差し控えたい。なお、御指摘の大使は、葬儀の場においては、御指摘の大統領夫人とは面会しておらず、御遺族と面会したものであり、御指摘の麻生太郎外務大臣の発言は、言い間違いであると思われる。

七について

 御指摘の麻生太郎外務大臣の発言は、単なる言い間違いである。

九について

 御指摘の麻生太郎外務大臣の発言は、平成十九年五月三日に行われた日露外相会談において、会談冒頭、ラヴロフ・ロシア連邦外務大臣より、日本政府からのエリツィン・ロシア連邦初代大統領への弔意表明に対する感謝の意が示されたこと等を踏まえたものである。

十及び十一について

 お尋ねの事実はないと承知している。

十二について

 我が国の外交政策に関する個別の報道への対応については、その事実関係や報道のもたらす影響等を総合的に勘案して、外務省として適切に対処している。御指摘の報道については、外務省としての意見を伝えていない。



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