答弁本文情報
平成十九年十月三十日受領答弁第一三七号
内閣衆質一六八第一三七号
平成十九年十月三十日
内閣総理大臣 福田康夫
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出一九七二年の沖縄返還における日米「核密約」を示す米公文書に関する再質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出一九七二年の沖縄返還における日米「核密約」を示す米公文書に関する再質問に対する答弁書
一及び二について
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約(昭和三十五年条約第六号。以下「日米安保条約」という。)の下での核兵器の持込みに関する事前協議制度についての日米間の合意は、日米安保条約第六条の実施に関する交換公文及びいわゆる藤山・マッカーサー口頭了解がすべてであり、秘密であると否とを問わずこの他に何らかの取決めがあるという事実はなく、外務省としては、御指摘の確認をする必要はないと考えている。
先の答弁書(平成十九年十月十九日内閣衆質一六八第一〇一号)三及び四についてで述べたとおりである。