答弁本文情報
平成二十年六月二十日受領答弁第五〇八号
内閣衆質一六九第五〇八号
平成二十年六月二十日
内閣総理大臣 福田康夫
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出国際比較における我が国の政府開発援助の高コスト体質に関する再質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出国際比較における我が国の政府開発援助の高コスト体質に関する再質問に対する答弁書
一から四までについて
先の答弁書(平成二十年五月三十日内閣衆質一六九第四〇七号)三についてで述べたとおり、援助国又は援助機関が実施する各々の案件については、事業の質、自然条件及び事業の対象範囲等が異なることから、外務省としては、これらを総合的に勘案した上でコストを比較すべきと考える。御指摘の案件の詳細については承知していないが、外務省としては、可能な範囲で、他の援助国又は援助機関の実施する開発援助を把握し、これらを参考に事業の実施を行ってきている。いずれにせよ、外務省としては、政府開発援助事業の実施に当たっては、コスト縮減への取組等を通じ、引き続き効率的な実施に努めていく考えである。