答弁本文情報
平成二十年十二月十九日受領答弁第三三五号
内閣衆質一七〇第三三五号
平成二十年十二月十九日
内閣総理大臣 麻生太郎
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出対馬の現状に対する政府の認識等に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出対馬の現状に対する政府の認識等に関する質問に対する答弁書
一について
先の答弁書(平成二十年十一月十一日内閣衆質一七〇第一七一号。以下「第一回答弁書」という。)八及び九についての答弁は、御指摘の「韓国資本により不動産が買い占められている対馬の現状」に関して詳細な事実関係は把握していない旨をお答えした上で、一般的な見解を述べたものである。御指摘の国会における答弁は、先の答弁書(平成二十年十二月九日内閣衆質一七〇第二九四号)一及び四についてでお答えしたとおり、第一回答弁書八及び九についてでお答えした内容を踏まえた上で行ったものである。
第一回答弁書八及び九についてでお答えしたとおりである。
仮定の御質問にお答えすることは差し控えたいが、いずれにせよ、政府としては、対馬が我が国固有の領土であり、大韓民国政府も対馬を同国の領土として認識していないことは明らかであるとの認識に基づき、引き続き、大韓民国国会の動向等について、注視するとともに、必要に応じて大韓民国政府の注意を喚起する等、適切に対応していく考えである。