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平成二十一年二月二十七日受領
答弁第一三四号

  内閣衆質一七一第一三四号
  平成二十一年二月二十七日
内閣総理大臣 麻生太郎

       衆議院議長 河野洋平 殿

衆議院議員鈴木宗男君提出財務大臣の先進七カ国財務相・中央銀行総裁会議出席に同行した政府職員等に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員鈴木宗男君提出財務大臣の先進七カ国財務相・中央銀行総裁会議出席に同行した政府職員等に関する質問に対する答弁書



一及び二について

 平成二十一年二月十三日及び十四日に行われた七か国財務相・中央銀行総裁会議(以下「会議」という。)に出席した中川前財務大臣に同行した政府職員は、山本高史前財務大臣秘書官、彦谷直克財務大臣秘書官事務取扱、篠原尚之財務官、高村泰夫財務省大臣官房秘書課財務官室長、土谷晃浩財務省大臣官房文書課広報室長、玉木林太郎財務省国際局長、中尾武彦財務省国際局次長、岡村健司財務省国際局国際機構課長、阪田渉財務省国際局地域協力課国際調整室長ほか財務省職員八名、諏訪園健司前金融担当大臣秘書官事務取扱、山崎達雄金融庁総務企画局参事官ほか金融庁職員一名である。
 「アテンド」の意味が必ずしも明らかではないが、現地において中川前財務大臣の訪問への対応を行った政府職員は、安藤裕康イタリア国駐箚特命全権大使を始めとする在イタリア日本国大使館の館員等である。

三について

 お尋ねの「会食」は、公務として行ったものではない。

四について

 中川前財務大臣は、平成二十一年二月十四日のホテル内での昼食に向かう際、御指摘の記者より話を聞きたいとの申出を受けたものの、時間がなかったことから、中川前財務大臣が同記者を昼食の場に入るよう招いたものであり、「玉木局長が一部の女性記者を招いた」という事実はない。

五について

 中川前財務大臣に同行した政府職員は、御指摘の「会食」の際、中川前財務大臣の体調に特に変わったところはなかったとの認識であった。

六について

 お尋ねの政府職員は、山本高史前財務大臣秘書官、玉木林太郎財務省国際局長、高村泰夫財務省大臣官房秘書課財務官室長、阪田渉財務省国際局地域協力課国際調整室長である。

七について

 中川前財務大臣に同行した政府職員は、平成二十一年二月十四日の日露財務大臣会談の際、御指摘のような「中川前財務大臣は既に朦朧とした状態にあった」との認識はなかったが、中川前財務大臣は体調が優れない状態であるとの認識を持った。

八について

 お尋ねの政府職員は、玉木林太郎財務省国際局長、阪田渉財務省国際局地域協力課国際調整室長である。

九について

 「八の政府職員」は、七についてで述べたように、日露財務大臣会談の際、中川前財務大臣は体調が優れない状態であるとの認識を持った。中川前財務大臣による「麻生大臣」との言い間違いについては、通訳を介して伝達された際に、「麻生総理大臣」と訂正されたものと考えている。

十及び十一について

 中川前財務大臣に同行した政府職員は、中川前財務大臣が、御指摘のような「午後三時四十五分からの内外記者会見の前にはすでにろれつが回らない状態だった。」との認識はなかった。中川前財務大臣は、日露財務大臣会談の後、三十分程度休息を取り、打合せの後、記者会見は予定どおり自分が行うと自らの判断で臨まれたと認識している。

十二について

 会議終了後の記者会見は、これまでも、財務大臣が中心となって会議の成果を説明することが、他国も含め、慣例となっている。今回においても、中川前財務大臣は、記者会見は予定どおり自分が行うと自らの判断で臨まれたと認識しており、中川前財務大臣に同行した政府職員としては、こうした中川前財務大臣の判断に従ったものであり、精一杯の対応であったと考えている。



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