答弁本文情報
平成二十一年五月二十二日受領答弁第三九六号
内閣衆質一七一第三九六号
平成二十一年五月二十二日
内閣総理大臣 麻生太郎
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出政府見解と異なる北方領土問題の解決方法について言及した政府代表を外務大臣が厳重注意した件等に関する第三回質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出政府見解と異なる北方領土問題の解決方法について言及した政府代表を外務大臣が厳重注意した件等に関する第三回質問に対する答弁書
一から三までについて
先の答弁書(平成二十一年五月十二日内閣衆質一七一第三六二号)一及び二についてでお答えしたとおり、谷内正太郎政府代表からは、御指摘の記事において引用されているような「個人的には三・五島返還でもいいのではないかと考えている。」といった発言は行っていないが、全体の発言の流れの中で誤解を与え得る発言があったかもしれず、結果として関係者に誤解を与えてしまったことは遺憾である旨の説明があったものである。外務省として、同政府代表の説明を受け、中曽根弘文外務大臣から同政府代表に対し厳重に注意を行っており、現状において、改めて同政府代表に説明を求める考えはない。