答弁本文情報
平成二十七年三月二十四日受領答弁第一三七号
内閣衆質一八九第一三七号
平成二十七年三月二十四日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 町村信孝 殿
衆議院議員本村賢太郎君提出地熱発電の促進に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員本村賢太郎君提出地熱発電の促進に関する質問に対する答弁書
一及び二について
お尋ねの「数値目標・年次目標」は、政府として設定していないが、地熱発電を含む再生可能エネルギーの将来の導入見通しについては、現在、総合資源エネルギー調査会基本政策分科会長期エネルギー需給見通し小委員会で議論を進めているところであり、今後、取りまとめに向けて検討を行っていくこととしている。
いずれにせよ、政府としては、地熱発電の導入拡大のため、国立公園及び国定公園(以下「国立公園等」という。)内等における空中物理探査の円滑な実施並びに国立公園等の第二種特別地域及び第三種特別地域における建築物の高さ基準への対応に係る課題について検討を進めるとともに、環境アセスメントの期間短縮化を今後とも推進することとしている。また、地熱発電の開発予定地域における合意形成の促進、高い開発コストの更なる低減のための技術開発などの取組を積極的に進めていく方針である。