答弁本文情報
平成二十八年四月五日受領答弁第二一五号
内閣衆質一九〇第二一五号
平成二十八年四月五日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 大島理森 殿
衆議院議員初鹿明博君提出ノーベル経済学賞受賞者からの意見聴取に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員初鹿明博君提出ノーベル経済学賞受賞者からの意見聴取に関する質問に対する答弁書
一について
内閣総理大臣の下に開催している「国際金融経済分析会合」(以下「会合」という。)へのジョセフ・スティグリッツ氏及びポール・クルーグマン氏の招へいについて、前者に対しては、謝金として一万千三百円、後者に対しては、謝金として一万千三百円、宿泊料として一万九百円、交通費として一万三千八百円を政府から支払うよう手続を行っているところである。両氏の会合への招へいに関し、両氏に対してこれら以外の金銭を政府から支払うことは予定していない。
会合は、本年五月に開催予定の主要国首脳会議の議長国として、現下の世界的な経済状況に適切に対応するため、世界の経済及び金融の情勢について、国内外の有識者から見解を聴取し、意見交換を行うものであり、「来年四月の消費税十%引き上げ延期の口実にするための会合」との御指摘は当たらない。