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答弁本文情報

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平成二十八年十二月九日受領
答弁第一七八号

  内閣衆質一九二第一七八号
  平成二十八年十二月九日
内閣総理大臣 安倍晋三

       衆議院議長 大島理森 殿

衆議院議員逢坂誠二君提出ヒラリー・クリントン候補重視の日本外交の問題意識に関する再質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員逢坂誠二君提出ヒラリー・クリントン候補重視の日本外交の問題意識に関する再質問に対する答弁書



一について

 お尋ねの事実の有無については、お尋ねの「政府高官」の具体的な範囲及びお尋ねの「面談」の意味するところが必ずしも明らかでなく、お答えすることは困難である。

二から六まで、八及び九について

 個々の報道及び仮定を前提としたお尋ねについて、政府としてお答えすることは差し控えたいが、いずれにせよ、安倍内閣総理大臣はウィルバー・ロス・ジャパン・ソサエティ会長と会い、その際に同会長より、遊説のため不在にしておりお目にかかれず残念であるとのドナルド・トランプ氏からのメッセージが伝えられた。

七について

 今回の米国大統領選挙は、接戦となることが予想されたことから、政府としては、選挙結果を予断することなく、各国政府の動きを含め調査・分析を行っていた。

十について

 ヒラリー・クリントン前米国国務長官による安倍内閣総理大臣への表敬に関しては、同前米国国務長官側と緊密に調整した上で、差し支えない範囲で、できるだけ詳細に説明を行った。一方、トランプ次期米国大統領との会談では、同次期米国大統領から、米国に大統領が二人いるかのような印象を与えるべきではないとの強い要望があったことから、内容については一切公表しないことで一致した。政府としては、外国要人との会談について、相手方との関係で差し支えない範囲の中で、できる限り丁寧に説明してきているものと認識している。



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