答弁本文情報
平成二十九年二月三日受領答弁第三二号
内閣衆質一九三第三二号
平成二十九年二月三日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 大島理森 殿
衆議院議員逢坂誠二君提出安倍政権のデフレからの脱却に対する認識に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員逢坂誠二君提出安倍政権のデフレからの脱却に対する認識に関する質問に対する答弁書
一から六までについて
政府としては、平成二十五年一月二十二日に政府及び日本銀行が共同で公表した「内閣府、財務省、日本銀行「デフレ脱却と持続的な経済成長の実現のための政府・日本銀行の政策連携について(共同声明)」」にもあるように、デフレからの早期脱却と物価安定の下での持続的な経済成長の実現に向け、政府及び同行の政策連携を強化し、一体となって取り組んできた。御指摘の「平成二十八年九月二十六日の所信表明演説」の後は、デフレから脱却し、しっかりと経済が成長していく道筋をつけるため、「未来への投資を実現する経済対策」(平成二十八年八月二日閣議決定)及びそれを具体化する平成二十八年度第二次補正予算を円滑かつ着実に実施するなどしているところである。
これまでの安倍内閣の経済財政政策により、デフレではないという状況となっており、政府としては、引き続き、デフレからの脱却という課題に真正面から立ち向かっていく。このため、政府及び同行共通の重要な政策課題であるデフレ脱却と持続的な経済成長の実現に向けて、同行とも緊密に連携しつつ、金融政策、財政政策及び構造改革を総動員し、一体となって取り組んでいく。