答弁本文情報
平成三十年六月五日受領答弁第三一九号
内閣衆質一九六第三一九号
平成三十年六月五日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 大島理森 殿
衆議院議員逢坂誠二君提出麻生財務大臣の政治責任に言及した公明党幹部の発言に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員逢坂誠二君提出麻生財務大臣の政治責任に言及した公明党幹部の発言に関する質問に対する答弁書
一から三までについて
政府として、国会議員の個々の発言に関し、お答えすることは差し控えたい。
お尋ねについては、安倍内閣総理大臣が、平成三十年五月二十三日の衆議院厚生労働委員会において、「森友学園との交渉記録については、麻生財務大臣の指揮のもと、財務省において徹底的に調査し、見つかっているものは全て国会に提出をさせていただいたところであります。残っていないと答弁していたこれまでの財務省の答弁と事実が異なっていたわけであり、まことに遺憾であります。また、当時保管されていた交渉記録の廃棄が進められていたことも明らかとなりました。国会答弁との関係で文書を廃棄するということは不適切であり、これについてもまことに遺憾であります。決裁文書の書換えと同様、財務省において経緯等の詳細について調査させ、できるだけ速やかに明らかにさせたいと思います。国民の皆様から厳しい目を向けられていることを真摯に受けとめながら、なぜこのようなことが起こったのか、全てを明らかにするために、麻生財務大臣の指揮のもと、財務省において徹底的に調査を行い、全容を解明し、再発防止に全力を挙げてもらいたいと思います。」と答弁したとおりである。