答弁本文情報
令和元年十月二十五日受領答弁第二八号
内閣衆質二〇〇第二八号
令和元年十月二十五日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 大島理森 殿
衆議院議員初鹿明博君提出萩生田文部科学大臣の英語民間試験の導入について「初年度は精度向上期間」と発言したことに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員初鹿明博君提出萩生田文部科学大臣の英語民間試験の導入について「初年度は精度向上期間」と発言したことに関する質問に対する答弁書
一から四までについて
お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、御指摘の萩生田文部科学大臣の発言については、令和元年十月四日の記者会見において、同大臣が「これまで、高等学校関係者から懸念や課題を指摘いただき、大臣就任後、様々な検討を進めてまいりましたが、多くの受験生はシステムの実施を念頭に既に準備を進めてきていることから、当初の予定通り二千二十年度から導入することといたします。ただし、受験生や高校関係者の不安を解消し、システムをより円滑に稼働させることが極めて重要であり、初年度に限り、いくつかの特例措置を設けることとしたいと思います。」と述べたところと同趣旨を表現したものであって、「精度が低い段階で新たな制度を導入」、「受験生は多大な不利益を被る」等の御指摘は当たらないものと考えている。