答弁本文情報
令和四年八月十五日受領答弁第三五号
内閣衆質二〇九第三五号
令和四年八月十五日
内閣総理大臣 岸田文雄
衆議院議長 細田博之 殿
衆議院議員中谷一馬君提出山際大志郎経済再生担当大臣の発言に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員中谷一馬君提出山際大志郎経済再生担当大臣の発言に関する質問に対する答弁書
一から六までについて
御指摘の発言は、山際国務大臣が政治家個人としての見解を述べたものであると承知している。なお、その趣旨については、令和四年七月五日の記者会見において、同大臣が「政策を立案して実現、実行していくためには、何よりも地域の声、あるいは一人一人の国民の声をしっかりと聞くということが重要だということは申し上げ続けてまいりました。そのことで、その地域の候補者の方が、しっかりその地域の方々からご意見を賜りながら、それを国政に反映させていただきたいと、いってみればそれを強調するという文脈の中で誤解を招くような発言になった」と述べているところである。いずれにしても、政府としては、同月四日の記者会見において、木原内閣官房副長官が「国民の皆様の声を丁寧にお聞きをし、そして国民の生活をしっかり守っていくということを基本としております。したがいまして、与野党問わず耳を傾け、そして野党を無視するというようなことはない」と述べたとおり、引き続き、国民の声を丁寧に聞き、政策に反映させてまいる所存である。
また、御指摘の発言について、松野内閣官房長官から山際国務大臣に対して、誤解を招くことがないよう、慎重を期するように注意したところであり、これを受けて、同大臣は、誤解を招くことがないように慎重を期し、丁寧に発信していく旨を発言している。