答弁本文情報
令和六年六月十四日受領答弁第一一二号
内閣衆質二一三第一一二号
令和六年六月十四日
内閣総理大臣臨時代理
国務大臣 林 芳正
国務大臣 林 芳正
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員櫻井周君提出大阪万博の海外パビリオンの進捗状況と前売り券の販売に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員櫻井周君提出大阪万博の海外パビリオンの進捗状況と前売り券の販売に関する質問に対する答弁書
一について
御指摘の「パビリオン出展」を行う国による「パビリオン」の整備等の状況が各国の事情等により日々変化しているため、現時点において、お尋ねの「完成する海外パビリオン」について確たる見通しを述べることは困難であるが、いずれにせよ、御指摘の「海外パビリオン」の整備等の進捗状況を踏まえた当該整備等についての政府の考え方は、例えば、令和六年四月十五日の参議院決算委員会において、自見国際博覧会担当大臣が「全体のマスタープランという会場全体の工事の工程表がございますが、そこに各国のパビリオンの建設スケジュールを組み込んで、現在、工程の管理を行っているところでございます。また、決まっていない、建設事業者が決まっていない参加国については、国ごとにマンツーマンで個別サポートを行っておりまして、場合によってはタイプAにこだわらずタイプCに移行していただくことも提案をしているところでございます。 こうした取組を通じまして、多くの国々、全ての国々が万博開幕までにパビリオンの準備ができるように全力を尽くしてまいりたい」と答弁しているとおりである。
二について
御指摘の「販売時点で謳っていたサービス内容が提供されないこととなる」の具体的に意味するところが明らかではないため、お尋ねについてお答えすることは困難であるが、いずれにせよ、不当景品類及び不当表示防止法(昭和三十七年法律第百三十四号)に違反するか否かは、個別具体的な事情により判断すべき事柄であり、また、御指摘の「海外パビリオン」の整備等の進捗状況を踏まえた当該整備等についての政府の考え方は、一についてで述べたとおりである。