答弁本文情報
令和六年十一月二十二日受領答弁第五号
内閣衆質二一五第五号
令和六年十一月二十二日
内閣総理大臣 石破 茂
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員早稲田ゆき君提出児童相談所の児童記録票の永年保存に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員早稲田ゆき君提出児童相談所の児童記録票の永年保存に関する質問に対する答弁書
一について
御指摘の「ケアリーバー」に係るものも含め、「児童記録票」については、「児童相談所運営指針の全部改正について」(令和六年三月三十日付けこ支虐第百六十四号こども家庭庁支援局長通知)において、地方公共団体に対して、「こどもの知る権利の保障の観点から、社会的養護事例など、将来こどもが生い立ちの整理などをするために必要な情報についても記録する」こととした上で、「児童記録票」の保存期間や児童相談所における情報開示等について示しており、地方公共団体においては、同通知等に基づき適切に取り組んでいるものと考えており、引き続き、「児童記録票」の保存期間等の在り方について必要な検討を行ってまいりたい。
二及び三について
「永年保存とするよう指針改正を行うべき」との御指摘については、まずは、御指摘の「児童記録票の保管期間」の状況等についての必要な調査研究を実施した上で、必要な検討を行ってまいりたい。
四について
お尋ねについては、二及び三についてで述べた調査研究において、御指摘のように「児童記録票が廃棄され」ている場合も含めた児童相談所の対応の実態等も把握した上で、必要な検討を行ってまいりたい。