答弁本文情報
令和六年十一月二十二日受領答弁第一〇号
内閣衆質二一五第一〇号
令和六年十一月二十二日
内閣総理大臣 石破 茂
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員松原仁君提出長崎開催の平和祈念式典で日本以外のG7諸国及び欧州連合が欠席したことに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員松原仁君提出長崎開催の平和祈念式典で日本以外のG7諸国及び欧州連合が欠席したことに関する質問に対する答弁書
一、三及び五について
お尋ねの「日本以外のG7諸国及び欧州連合(EU)が欠席したという事態」、「アメリカ合衆国が欠席したという非常事態」及び「G7諸国の欠席を未然に防げなかったこと」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、お尋ねについては、令和六年八月九日の記者会見において、岸田内閣総理大臣(当時)が「平和祈念式典への出席の質問でありますが、これについては、本件式典、これは長崎市の主催の行事であります。外交団の出席等を含めて、政府としてコメントする立場にはないと考えております。そしてその上で、平素より各国外交団あるいは長崎市側とは、国際情勢等についての情報提供など、様々なやり取りは行ってきているところであります。ただ、それ以上の詳細については控えたいと思います。」と述べているとおりである。
二について
お尋ねについては、令和六年八月八日の記者会見において、上川外務大臣(当時)が「長崎平和祈念式典に、どなたを御招待するかにつきましては、主催者であります長崎市におきまして、判断されることでございます。政府としてコメントする立場にはないということでございます。」と述べているとおりである。
四について
お尋ねの「日本以外のG7諸国及び欧州連合(EU)が欠席したという極めて深刻な事態」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、いずれにせよ、我が国としては、国際社会が直面する諸問題について、引き続き、他のG7諸国等と常に緊密に連携し、共同して対応を主導していく考えである。