答弁本文情報
令和六年十一月二十二日受領答弁第二二号
内閣衆質二一五第二二号
令和六年十一月二十二日
内閣総理大臣 石破 茂
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員櫻井周君提出大阪万博会場における落雷リスクに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員櫻井周君提出大阪万博会場における落雷リスクに関する質問に対する答弁書
一から三まで及び五について
お尋ねの「雷の電気が地中に放電されたとき」及び「雷雨時に大屋根リングの下で来場者が雨宿り」する際の具体的な状況並びにお尋ねの「安全か」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、御指摘の「大屋根リング」においては、その全周に設置されている受雷部から引下げ導線等を通じて雷の電流を地中に流すこととされており、一般的な建物と同様の安全性が確保されるものと承知している。
四について
お尋ねの「どこに誰がどのように誘導するのか」及び「どの程度の時間を要するか」については、避難を行う際の具体的な状況によって異なることから一概にお答えすることは困難であるが、いずれにせよ、現在、公益社団法人二〇二五年日本国際博覧会協会において、御指摘の「落雷警報が発令され」た場合も想定し、令和七年に開催される国際博覧会の開催期間中の安全確保に向けて関係者と協議を行いながら検討を進めているものと承知している。