答弁本文情報
令和七年五月十六日受領答弁第一七二号
内閣衆質二一七第一七二号
令和七年五月十六日
内閣総理大臣 石破 茂
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員山井和則君提出障害年金の新規裁定における非該当件数の増大等に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員山井和則君提出障害年金の新規裁定における非該当件数の増大等に関する質問に対する答弁書
一から四まで及び六について
お尋ねについては、御指摘の「新規裁定件数」も含め、令和七年五月七日の衆議院厚生労働委員会において、福岡厚生労働大臣が「障害年金の認定件数等につきましては、日本年金機構で集計を行った上で、障害年金業務統計として毎年九月に公表しておりますため、令和六年度の数値はまだ集計を終えておりませんが、・・・様々報道もございました。令和六年度の認定状況について抽出して調査を行うように指示をさせていただいたところでございまして、まずは、その実態把握を行ってまいりたいと思います。」と答弁しているとおりであり、現時点においてお答えすることは困難である。
なお、令和五年度におけるお尋ねの「新規裁定件数に占める非該当の件数の割合」は、日本年金機構が毎年度作成している「障害年金業務統計」によると、八・四パーセントである。
五について
お尋ねについては、令和七年五月八日の参議院厚生労働委員会において、福岡厚生労働大臣が「令和六年度におけます認定状況の調査の中で内部文書に係る調査も行うように指示をさせていただいたところでございまして、そちらについても日本年金機構と連携しながら実態把握を行ってまいりたいと思います。」と答弁したとおりであり、これらの調査の結果の公表の在り方も含め、適切に検討してまいりたい。