答弁本文情報
令和七年六月二十七日受領答弁第二九四号
内閣衆質二一七第二九四号
令和七年六月二十七日
内閣総理大臣 石破 茂
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員阿部祐美子君提出硫黄島戦没者遺族及び旧島民等の墓参に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員阿部祐美子君提出硫黄島戦没者遺族及び旧島民等の墓参に関する質問に対する答弁書
一及び二について
お尋ねの「墓参事業」の意味するところが必ずしも明らかではないが、政府としては、硫黄島における戦没者の慰霊巡拝事業を昭和五十四年度から令和六年度までの間に計五十六回実施しており、戦没者遺族の身体的な負担軽減を図るため、平成十八年度からは民間航空機を借り上げて同島における戦没者の遺族による慰霊を実施している。引き続き、同島など先の大戦における主要な戦域等における戦没者を慰霊するための慰霊巡拝事業に取り組んでいく考えである。
また、政府としては、東京都及び小笠原村が実施している旧島民等の墓参については、省庁間の連携を図りつつ、同島への輸送等の支援を行っている。今後も、東京都等から要請があれば、政府として適切に対応してまいりたい。