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答弁本文情報

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令和七年六月二十七日受領
答弁第三〇七号

  内閣衆質二一七第三〇七号
  令和七年六月二十七日
内閣総理大臣 石破 茂

       衆議院議長 額賀福志郎 殿

衆議院議員鈴木庸介君提出日本・ラテンアメリカ外交に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員鈴木庸介君提出日本・ラテンアメリカ外交に関する質問に対する答弁書


一について

 我が国が社会保障協定を締結するに当たっては、相手国の社会保障制度における一般的な社会保険料の水準、当該相手国における在留邦人及び進出日系企業の具体的な社会保険料の負担額その他の状況、我が国の経済界からの具体的要望の有無、我が国と当該相手国との二国間関係及び社会保障制度の違いその他の諸点を総合的に考慮した上で、優先度が高いと判断される相手国から順次締結交渉を行うこととしている。我が国とメキシコとの社会保障協定についても、こうした方針に基づいて検討していく考えであり、令和元年以降、これまでに二回、作業部会を開催し、両国の社会保障制度等に関する情報及び意見の交換を行っている。

二について

 中南米諸国を含む、御指摘の「二国間クレジット制度」に関する二国間文書の署名国の拡大については、温室効果ガスの潜在的な削減量等も加味しつつ、戦略的に進めていく考えである。

三について

 お尋ねの「環境協力条項」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、我が国と南米南部共同市場との間の経済関係の強化の在り方については、引き続き国内の様々な意見を踏まえながら議論を進めているところであり、お尋ねについて予断をもってお答えすることは差し控えたい。

四について

 御指摘の「「中米横断鉄道計画」への日本の協力の意向を表明した」及びお尋ねの「投資意向」の具体的に意味するところが明らかではなく、お尋ねにお答えすることは困難であるが、いずれにせよ、我が国としては、ホンジュラス政府の対応を含め、同国におけるインフラ整備の状況について関心を持って注視してまいりたい。

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