答弁本文情報
令和七年六月二十七日受領答弁第三四七号
内閣衆質二一七第三四七号
令和七年六月二十七日
内閣総理大臣 石破 茂
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員櫻井周君提出公営競技の適正利用に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員櫻井周君提出公営競技の適正利用に関する質問に対する答弁書
一及び二について
政府としては、お尋ねの「インターネット投票に関する対策」として、御指摘の「公営競技主催者」等が、ギャンブル等依存症である者等又はその家族からの申請に基づき、「利用回数制限や利用限度額の設定」等の措置を講じていると承知している。
また、「インターネット投票」を利用している者の経済状況等は様々であり、「公営競技主催者」等が、個別に把握することはできないため、御指摘の「公営競技主催者による利用回数制限や利用限度額の設定」を適切に行うことは困難であると考えている。
三について
御指摘の「公営競技の投票券購入や払戻金の支払いに関しマイナンバーを紐づけること」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、個人番号を利用することができる行政事務については、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(平成二十五年法律第二十七号)第九条において規定されており、御指摘の「公営競技の投票券購入や払戻金の支払い」は想定されていない。