答弁本文情報
令和七年十二月二日受領答弁第八五号
内閣衆質二一九第八五号
令和七年十二月二日
内閣総理大臣 高市早苗
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員長妻昭君提出戦争史料が散逸しないための戦争博物館設立等に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員長妻昭君提出戦争史料が散逸しないための戦争博物館設立等に関する質問に対する答弁書
一及び二について
お尋ねの調査(以下「本件調査」という。)については「着手」しており、具体的な「調査項目」としては、厚生労働省においては、「資料受入状況等に関する調査の実施について(協力依頼)」(令和七年十一月十九日付け厚生労働省社会・援護局援護企画課事務連絡)により、昭和館及びしょうけい館に対して、「昭和館等における資料受入状況等に関する調査票」として、例えば、「収蔵庫」の「収蔵場所」、「収蔵庫の平方メートル数」、「現状使用可能な平方メートル数」、「現状の実物資料の受入方針について」、「過去五年間」に「寄贈を受けた件数」、「過去五年間」に「寄贈をお断りした物の具体的な例及び理由」等と示しており、また、総務省においては、令和七年十一月十九日に電子メールにより、平和祈念展示資料館に対して、同内容の調査票を送付し、これらの項目を示しているとおりであり、いずれも同年中の回答を求めているところである。
三について
「実際に収納スペースにどの程度余裕があるのか」とのお尋ねについては、一及び二についてで述べたとおり、本件調査の中で確認しているところであり、現時点でお答えすることは困難である。また、御指摘の「幅広く預かるルール」の意味するところが必ずしも明らかではないが、平和祈念展示資料館、昭和館及びしょうけい館(以下「三館」と総称する。)における「民間の戦争史料や物品等」の受入れについては、これらと、三館それぞれの設立目的及び展示内容との関連性並びに三館に既に所蔵されている資料との重複の有無、御指摘の「収納スペース」の状況等を勘案し、対応がなされているものと考えている。
四について
「実際に戦争史料や物品等の受け入れを断った事例は、過去十年間でそれぞれ何件ほどあったのか」とのお尋ねについては、三館いずれにおいても、当該事例の記録を作成していないことから、網羅的にお答えすることは困難であると考えているが、一及び二についてでお答えしたとおり、本件調査において、「過去五年間」に「寄贈をお断りした物の具体的な例及び理由」を把握することとしており、適宜聞き取り等による補足を行う予定である。
五について
御指摘の「民間の戦争史料・物品を預かり保管する十分な規模の施設」の在り方については、本件調査を踏まえ、検討することとしており、お尋ねの点も含め、現時点でお答えすることは困難である。

